セントラルパークのスカンクキャベツ
朝晩は冷え込むものの日中の気温は20℃前後まで上昇するようになり、ニューヨークにもようやく春がやって来ました。セントラルパークの桜はもう散り始めましたが、ライラックやツツジ、スイセン、チューリップの花が咲きほこり、訪れる人の目を楽しませています。
ふと、セントラルパークでは年間を通じてどんな草木の花が咲くのか気になって調べたら…ありました!セントラルパークの自然保護を目的とするNPO、Central Park Conservancyのウェブサイトには月ごとに咲く花のリストと簡単な説明、公園のどこで見られるのか地図も付いたBloom
&Tree Guideのページがあり、とても便利です。
4月に咲く花を見てみると、Bloodroot、Cushion Spurge、Eastern Redbud、Japanese Flowering Quince…日本の草ボケもあると知ってびっくり。更にリサーチを続けるとSkunk Cabbageと言う妙な名前の植物を発見。
お世辞にもかわいくない姿のこの植物はザゼンソウの仲間で、開花する時に発熱すると同時に悪臭を放つそうです。日本では僧侶が座禅を組んでいるように見えるためザゼンソウと呼ばれ、アメリカではその臭い匂いからスカンク・キャベツと呼ばれる、お国が変わると花の名前も全く変わるんですね。
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