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Showing posts from October, 2020

コロナ後は快適なオフィスへ

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コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、多くの方々はまだ基本的に自宅からのテレワークでお仕事をされていらっしゃるのではないでしょうか?何か月も一人で黙々と仕事をしていると、そろそろオフィスに出かけて、会社の仲間と一緒に知恵を出し合って賑やかに仕事をしてみたい!と思っておられる方も実は多いのでは?弊社でも多くのお客様から「コロナ後のあるべきオフィスはどんなものでしょうか?」とのお問い合わせをよく頂きます。 まず頭に浮かぶのは、コロナ感染防止のための設備や席の配置、備品の準備、ルール作りなどではないでしょうか。ソーシャルディスタンスを保ったデスクや家具の配置、細かい飛沫が空気中にとどまらないような効率的な換気システム、飛沫が広く拡散しないようなパーティションや仕切り、ウィルスとの接触を防ぐ取っ手やボタンへのコーティング、頻繁な消毒や清掃、室内の空気の状態・温度や湿度・人々の密度や接触者の追跡をデジタルに感知・記録できるテクノロジーなど、コロナのような感染症からの守りのイメージがどうしても強くなってしまいます。 一方では、「どうしたら社員が快くオフィスに戻ってきてくれるだろうか?」という管理職の方々の悩みがコロナ後の理想的なオフィスデザインを求める声に結びついているのではないでしょうか。その悩みを解決するには、まず「会社に行って皆と仕事がしたい。」と思わせるような工夫が必要でしょう。弊社でもそんなお客様の悩みにお応えするよう知恵を絞っておりますが、次のような要素がヒントになるのではないかと考えています。 ■  密度の低いゆったりとしたスペース ■  カフェやラウンジにいるような快適な空間 ■  家具などが自由に移動できる柔軟なレイアウト ■  自由な雰囲気で共同作業や議論が出来る設備 ■  集中して思考や作業が出来る個別空間 ■  プライバシーが保たれる防音などの設備 ■  ストレス解消、精神的安定が得られる「癒しの空間」  YT 社では、そんな理想のオフィスをお客様にご提供できるよう、日々研究を重ねております。  お気軽にご相談下さい。  YT DESIGN HOMEPAGE  

アメリカ大統領選 直前大予想 Trick or Tweet ?!

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  「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!( Trick or Treat !)」 例年、この季節には小さなお子様が思い思いに仮装をして近所の家を一軒一軒周り、夫々の袋にキャンディーやチョコレートを嬉しそうに詰め込んでいく姿を目にします。残念ながら今年はコロナの影響で自粛ムード、むしろ歴史的なものになるかもしれない大統領選を直後に控えて、街中はいつになく緊迫した雰囲気に包まれています。 全米の世論調査を基にした下馬評では、民主党のバイデン候補が有利のようですが、トランプ大統領は各州で連日キャンペーンラリーを行い、猛追しています。どうしても 4 年前のあのトランプ候補のあっと驚く大逆転が頭をよぎってしまいます。今年は既に 8 千万人近い有権者が期日前投票を済ませたともいわれ、投票所に並ぶ有権者の長蛇の列がメディアにも映し出されており、その関心の高さが見て取れます。また、誰が勝利して次期大統領になるのかは勿論、いつ決まるのかも悩ましい状況です。 郵便投票の開票が進まず、決着が大幅に遅れる可能性、幾つかの接戦州で両陣営から開票結果への疑義が投げかけられ、連邦最高裁まで巻き込んだ法廷闘争になる可能性、選挙妨害や不満をあらわにした支持者のデモのエスカレーションの可能性、更に幾つかの州の勝敗結果が確定せず選挙人が承認されないために両候補ともに 270 人の過半数が得られない可能性など今年は異例の事態が考えられています。 決着がどうしてもつかない場合、憲法修正第 12 条により議会(下院)の投票により大統領が決まるという約 200 年ぶりの事態も囁かれています。この場合、議員一人ひとりによる投票ではなく、各州 1 票、合計 50 票の過半数をどちらが取るかという決まり方になります。現在は、下院は民主党が多数派ですが、州毎で見ると、共和党が 26 州を確保しているため、憲法上の規定でいくとトランプ候補が次期大統領(再選)ということになります。 一方、連邦最高裁は、トランプ大統領が指名したバレット判事が上院で承認され、正式に 9 人目の最高裁判事に確定しましたので、保守派6対リベラル3で、法廷闘争での決着になると、これもトランプ候補が俄然有利になりました。 トランプ大統領は、恐らく Twitter でも勝利宣言をするでしょう。敗北は認めない可能性もあり、色んなトリックを...

MASK REQUIRED

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日本と違い、冬季でもマスクを着ける習慣がなかったニューヨークですが、今回のコロナ対策として公共の場ではマスク着用が義務付けられました。自由気ままなニューヨークの人が、しかも蒸し暑い夏にどれだけマスクを着用するのか少々懐疑的でしたが、意外や意外、皆さん結構真面目にマスク着けてました。写真はYT社があるミッドタウンで見かけたマスクを着けた彫像たち。 感染者数減少に伴い、レストラン店内の飲食が部分的に再開、学校での対面授業も始まりました。街に活気が戻る一方で、ブルックリンやクイーンズの一部では感染者が増加、その地域のビジネスは再び規制されてしまいました。コロナだけではなくインフルエンザも蔓延する冬季に備え、ニューヨークのマスク着用令は継続しそうです。

(続々)アメリカ大統領選大予想「仁義なき戦い」

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  Photo: Cristóbal Herrera / EPA 「 11 月 4 日いよいよ選挙戦の火ぶたが切って落とされた!」 「おや、今年の大統領選は 11 月 3 日のはずだけれど…」 「いやいや、本当の戦いは投票日のあとだ!」 こんなおかしな会話が今年は現実味を帯びてきそうです。投票日までまだ 2 週間以上ありますが、今年は全米で既に 600 万人以上の有権者が期日前投票を済ませたといわれています。 (それ以上の有権者が何らかの形で投票済との情報もあります。) 前回の大統領選に比べると数十倍の数字となっており、その多くは民主党有権者票とみられています。そんな中、コロナウイルスに感染したトランプ大統領は、主治医の「大統領が他人に感染させるリスクはなくなった。」との声明を受けて、 10 月 10 日にはホワイトハウスに自らの支持者を数百人集め、バルコニーから演説をして、事実上の選挙運動を再開しました。その後 12 日にフロリダ州、 13 日ペンシルバニア州、 14 日はアイオワ州で密集での選挙集会を行い、週末返上で投票日まで連日遊説する意気込みです。 全米の世論調査では民主党のバイデン候補に対して劣勢が伝えられているトランプ大統領ですが、コロナ感染後の後遺症発症の不安を抱えつつ、劣勢挽回、再選に向けて、あと 2 週間余りの「最後のお願い」に意欲をみせています。そんな大統領ですが、選挙で何が起こってもあと 4 年間はホワイトハウスに居座るための布石を打っているともいわれています。忘れてならないのは、 11 月 3 日の大統領選後、 2021 年 1 月 20 日正午まではトランプ氏が現職の大統領だという事実です。この間はトランプ氏が職務を遂行できる限り、大統領の権限と権力は彼にしかありません。大統領令を出すことも国家非常事態宣言を発することも FBI を動かすことも現職大統領として実行出来るのです。 先週も触れましたが、今年は例年になく郵便投票が多くなることが予想されるため、開票に時間がかかることに加え、投票用紙の記載ミスや用紙の着信遅れなどからいわゆる「無効票」が多数出ることも予想されます。また、トランプ陣営や極右の支持者たちが少数民族有権者への投票妨害工作を行うのではないかという情報もあります。いずれにしろ、特に両候補の得票が僅差の州の投票結...

(続)アメリカ大統領選大予想 Surprise, surprise!!

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  PHOTO: JABIN BOTSFORDTHE/WASHINGTON POST 大統領選の直前、 10 月に入ったとたん、 Breaking News が全米を震撼させた! 「トランプ大統領夫妻、コロナ感染を発表!!」 まさに October Surprise のこのニュースは、来る大統領選を更に不透明な闇の中に突き落とすようなものでした。「まさか?、大統領まで感染するとは。」「やっぱり、ついに!!」アメリカ国民の受け取り方を二分していたのは、それまでのコロナ対策に対しての政治的分断を映し出したものとも言えます。   そのトランプ大統領は、 10 月 2 日金曜日にワシントン近郊のウォルター・リード軍医療センターに急遽入院、当分病院での隔離生活を送るのかと思いきや、 3 日後の月曜日にはまさかの退院、ホワイトハウスに戻るという目まぐるしい展開でした。これまで徹底的にマスク着用を拒否し、コロナの怖さを否定し続けてきたトランプ大統領もさすがに今回ばかりは、自分がそのコロナに感染してしまい、「自分が間違っていた、国民の皆さんもコロナを軽視せず、マスク着用や感染防止に努めてほしい。」とでも言うのかと期待した国民も少なくなかったかと思います。   が、大統領専用ヘリを降り、ホワイトハウスに到着するや、マスクを外し、メディアのカメラに向かって敬礼する雄姿をアピールするだけでなく、ツイッターで「コロナは恐れるな!コロナに生活を支配させてはならない!!」と書き込み、自分はコロナに打ち勝った「強い大統領」をアピールしました。一部のメディアでは、「顎が外れるほど唖然とする発言と振る舞い」として批判をしましたが、大統領本人は、「すぐに選挙遊説に戻る。」と強調しました。   さて、その混迷の選挙戦ですが、混乱の極みだった 9 月 29 日の討論会の後、コロナに掛かったトランプ大統領の世論調査の支持は、大きくバイデン候補に水をあけられています。ただ、この全米での世論調査は必ずしも選挙結果を反映するものではなく、前回 2016 年の大統領選のように接戦州の選挙人の数が最後の勝敗を決めるものとなります。   アメリカの大統領選挙では、まず州の人口ごとに「選挙人」が割り当てられています。その人数は、上院議員数 100 人と下...

NY市レストラン店内での飲食解禁とレストラン日本新装開店

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コロナ規制のため、 NY 州全域で店内飲食が禁止されたのが 3 月中旬。 7 月下旬に屋外テーブルの設置が許可され、店ごとに工夫をこらした路上テーブル席は NY の新しい風景として定着しました。 寒い冬を前に、客も店も待ちわびた店内飲食が 9 月 30 日に解禁になりましたが、すぐに通常営業に戻れる訳ではありません。以下のガイドラインが設けられた上で、感染者率が上昇した場合は再度店内飲食を禁止するという縛りつきです。 1)   店内に入れる人数は各店舗の定員 25% 2)   店の入り口で客の検温 3)グループの代表者の連絡先を控える 4)   バーカウンターは使用・着席禁止 5)   従業員はマスクや手袋など保護具着用と、客への飲食時以外のマスク着用を促す 6)テーブル間の距離は 1.8 メートル以上確保する 1963 年創業の「レストラン日本」はマンハッタンの日本食レストランの草分け的存在です。 52 丁目に構える店の大幅改装工事をすることになり、 YT 社が請け負いました。😊 創業者の故倉岡氏がこだわった「和」を大切に残しつつ、機能性とモダンさを加えた新店舗が完成し、さあリニューアルオープン!という時にコロナ騒動勃発。店内に客を入れることが出来ず、店の前の歩道と車道に設置したテーブルで営業を続け、 9 月 30 日、ようやく新装開店、新しいスタートを切りました。 現在の定員は 27 名、個室の利用状況を見ながら随時人数調整を行うほか、空気清浄機や送風機を使って換気に留意、テーブル間に圧迫感の無いプレキシガラス製の衝立を置くなどしてガイドライン+αの対応をしています。「今後 25 %から 50 %、 75 %へと増員出来れば嬉しいですが、他州のような感染再拡大が起これば再び店内閉鎖になるかもしれません。当店は冬季の間も屋外テーブルを維持することを決めました。きれいになった店内はもちろんのこと、寒い屋外で食べる鍋料理とお酒も格別です。是非、お越しください。」と語る取締役副社長の馬越さん。 がんばれニューヨーク! がんばれレストラン日本! Restaurant Nippon 155 E 52nd St, New York, NY 10022

アメリカ大統領選大予想 「赤い蜃気楼」November Surprise !!

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「おい、いったいどっちが勝ったんだ? 二人とも勝利宣言してるぞ!!」 「ホワイトハウスがデモ隊と警官隊で取り囲まれてるそうだ!」 11 月のアメリカでは、こんな会話が飛び交っている!...かも知れません。まるで映画や小説のような光景が現実となる可能性もある今年のアメリカ大統領選、次期大統領は、果たして共和党のトランプの再選か、民主党のバイデンの勝利か? いよいよ 10 月に入りましたが、これまでの大統領選では、 予想もしなかった所謂「 October Surprise」 が 11 月の選挙の結果を左右することがよくありました。 最も注目を浴びたのが 1980 年の現職ジミー・カーター大統領(民主党)とロナルド・レーガン候補(共和党)の間で接戦が繰り広げられた選挙でした。この選挙以来、この言葉はアメリカのマスメディアの間で「 10 月の驚く出来事」という意味で頻繁に使われるようになりました。 当時米国は、イラン革命でテヘランのアメリカ大使館が占拠され、大使館員 52 人が人質に取られるという大変な試練を抱えていました。 1980 年 4 月、米国 デルタ・フォースによる人質救出作戦は失敗し、 2 期目を目指すカーター政権への大打撃となり、同政権の外交姿勢を「弱腰」と批判する共和党を勢いづかせる結果となりました。この事件に関して、レーガンの下で副大統領への転身を企むショージ・H・W・ブッシュと選挙チーム責任者ウィリアム・ケーシーが 10 月 18 ~ 19 日にパリで密かにイラン政府関係者と会談、賄賂と武器供与を約束し、人質解放時期をレーガン大統領就任時まで延長するように交渉した疑惑があるとされています。この目的は人質解放を果たせないカーターの人気を落とし、「強いレーガン」を演出することであったとされました。結局カーターは敗北し、 1981 年 1 月 20 日、レーガン大統領が就任し、なんと同日、人質となっていたテヘランのアメリカ大使館員らも無事解放され、生還しました。 今年は 10 月に何があるか全く予想がつきませんが、むしろ選挙後の 11 月にあっと驚く大変な事態になるのではないかとの予想もあります。今年はコロナの影響もあり、郵便投票を選ぶ人が多く、全体の 3 分の 1 がこの郵便投票を選ぶともいわれています。更にその中で民主党のバイデン候補に投票するであ...